散骨を考える

私が葬儀会社に勤めていたとき、頻繁に聞いたのが、

「葬式にお金かけたくないから、散骨にしてほしい」という言葉です。


しかしこの「散骨」に対する認識は、甘いと言わざるを得ません。

現実は想像以上にずっとずっと厳しいのです!

 

法規とマナー

散骨は、「適当に海に撒いて終わり」というものではありません。


まず、養殖などを行っている近くの海ではダメですし、

当然私有の山も完全アウト。

「この後公園になる可能性がある場所」なども規制対象になります。


「節度をもって行われる限り、遺棄罪にはならない」としていますが、

この「節度」が非常に大きな問題なんです。


実際問題、自分だったら、「他人の骨が撒かれたところで養殖していた魚」や、

「他人の骨が撒かれていた砂場」で遊ぶ気になれますか?

 

手順とマナー

基本的に、お骨の大きさは「粉末化すること」と定められています。

「骨とわからないほど、砂状に細かく」するのが普通ですね。

海に撒きたい、と思うなら、船舶のチャーターが必要です。


加えて、参拝にも注意が必要です。

よく映画などで、海に向かって弔いの花束を投げるシーンがありますよね?


あれ、実はNGなんです。


花束のラッピングは自然界では分解できない素材で行われていることが大半で、

これが海の環境汚染や魚の死に繋がるということで、

望ましくないとされています。

ラッピングははずして、「花のみ」をばらまきましょう。


このように散骨には思った以上に制約が大きく、普通に納骨するよりも

手続きが煩雑になる傾向にあります。


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